コラボイベント

けものフレンズ展で発表された新フレンズの元動物の紹介(ネタバレあり)

私は2025年11月2日に宝塚市のけものフレンズ展を訪れました。
けものフレンズ展では1000点以上のイラストが展示されていますが、この記事では新しいフレンズのことを中心に書こうと思います。

今回の企画では新フレンズがなんと28人も登場しました(リデザインも含む)。
中でも私が気になったのは、ガラパゴス諸島にゆかりのある動物の多さでした。少し前に発表されたサンタクルスゾウガメとファウストガメを入れると、最近だけでガラパゴス諸島の動物が9人も一気に増えたことになります。
そこで、ガラパゴス諸島の動物に興味を持ったので、いくつかの動物を調べてみました。

・ガラパゴスペンギン Spheniscus mendiculus

ガラパゴスペンギンはペンギン目ペンギン科ケープペンギン属のペンギンで、体の大きさはケープペンギン属の中ではひときわ小さく、成鳥でも48cm~53cm(*1)です。
体の模様はフンボルトペンギンに似ていますが、胸の黒いラインが2本で、顔の白い線もフンボルトペンギンに比べると細いです。
生息地は、名前の通りガラパゴス諸島です。赤道直下に生息する唯一のペンギンで、野生で北半球にもいるペンギンはこのガラパゴスペンギンだけです。

・ガラパゴスコバネウ Phalacrocorax harrisi

翼が小さく退化して飛べないウです。飛ぶことができないかわりに泳ぐことに特化しており、海に潜って魚を捕ります。
ガラパゴス諸島固有種です。

・ウミイグアナ Amblyrhynchus cristatus

イグアナのなかまの中で唯一の、海に潜る種です。尾は縦に平たくなっており、泳ぎに適応しています。海中の岩場で海藻を食べますが、長時間海に入っていると体温が下がってしまうので、陸に上がって日光浴をして体温を上げます。
ガラパゴス諸島固有種です。

・アオアシカツオドリ Sula nebouxii

鮮やかな青い足が特徴のカツオドリです。アオアシカツオドリの足が青いのは食べている魚に含まれているカロテノイドが足に蓄積されるためとよく説明されていますが、実はカロテノイドは黄~赤色の色素で、そのままでは青くなりません。アオアシカツオドリの足では皮膚の奥にあるコラーゲンの構造(皮膚の組織の並び方や層の形)が光の反射を変えることで、青く見えるようになる(*2)のだそうです。
アオアシカツオドリはメキシコやペルーの太平洋沿岸に生息する基亜種とガラパゴス諸島に生息する固有亜種がいます。

・ピンタゾウガメ Chelonoidis abingdonii

ガラパゴスゾウガメの一種で、2012年に絶滅した種です。ガラパゴス諸島固有のゾウガメを1種として各島のゾウガメの分類群を亜種とする意見もありますが、現在はそれぞれの分類群を別種として扱う説が主流です。
ピンタゾウガメは20世紀に絶滅したと考えられていましたが、1971年にピンタ島で生きている個体が発見され、「ロンサム・ジョージ」と名付けられて保護されました。種の保存をしようと様々な努力がされましたが繁殖は成功せず、2012年にロンサム・ジョージが死亡したことによりピンタゾウガメは絶滅してしまいました。
ちなみに、ロンサム・ジョージの世話をしていたFausto Llerana氏は、ファウストガメの名前の由来になっています。

他にもガラパゴス諸島に生息する動物のフレンズがいますが、今回はこの辺りにしておきます。
こんなにもガラパゴス諸島にフィーチャーするということは、けものフレンズ3のメインストーリーの次の舞台(シーズン3の6章後半)はガラパゴス諸島になるかもしれません。
メインストーリーの更新が楽しみですね。

*1 https://penguin-book.com/galapagos-penguin/

*2 https://karapaia.com/archives/52190145.html

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